外と内側



人と自然は共存できない。


人は内側の世界で生きている。
自然は外の世界にあり、そこでは全て摂理の中で物事が巡っている。
しかし、内の世界の摂理はめちゃくちゃである。

人は外の世界からの力を受け、刺激を受けている。
人はいかに外の世界を侵略せずに内と外を平行に動かしていくかが重要であり、
内での合理性が外でも通用すると考えることは、傲慢である。

人が外の世界に飛び出したとき、
内の世界をそこに創造することは大変な時間と労力を必要とするが、
外の世界が内側を侵略したとき、
わずかな時間で全てを破壊できることを、忘れてはいけない。

2つの世界は時々重なり合う。
しかし、それらが交わり、解け合うことは決してあり得ない。









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